モデルポートフォリオ
2025年05月14日
モデルポートフォリオおよびウォッチリストの更新
ソン・リュンス
9 分
トランプ大統領と中国が90日間の相互関税一時停止に合意したことで市場は急騰し、4月の米消費者物価指数が予想を下回る水準で発表されたことで、さらなる上昇が続いた。これにより、モデルポートフォリオ内の全銘柄の株価が上昇した。
前回の更新（4月22日）で：
その後、トランプ氏の続く全方位的な挑発と右往左往する関税交渉の基調は株価回復の助けにはならず、最も安全資産とされる米国債にまで悪影響を及ぼすほど、米国に対する信頼を低下させている。昨日に至ってはジェローム・パウエルFRB議長に対し「今すぐ政策金利を下げるべきだ」と圧力をかけ、自身の失策による経済の不確実性の責任を転嫁する姿まで見せた。
それにもかかわらず、我々は我が道を行かねばならない。モデルポートフォリオの目標は、有望で経済的な堀（エコノミック・モート）を持つ企業に長期投資し、米国指数を上回る収益率を得ることだからだ。
モデルポートフォリオの現在の収益率は81.1%で、前回更新時の40.9%に比べて大幅に上昇している。しかし、トランプ氏の脅迫は続いており、関税猶予は明示的には一時的であるため、貿易政策リスクが完全に排除されたわけではないと見られる。
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