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2026年02月23日

あらゆる供給不足に対する万能薬

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ソン・リュンス

Photo by Jp Valery on Unsplash

最近、最も注目されている供給不足品目は、DRAMやNANDに代表されるメモリ半導体だろう。AIデータセンターに求められる主要部品の一つがメモリ半導体であり、昨年10月にボトルネックを察知したOpenAIが先買いを通じて余剰供給を事実上塞いでしまったため、メモリ価格は一四半期で100%も上昇する気炎を吐いた。

出所:Counterpoint Research
出所:Counterpoint Research

Counterpointによると、今年の第2四半期もメモリ供給不足による価格上昇は続くと予想されている。メモリの供給を受けられなかった多くの消費者向け電子機器メーカーが製品の発売を遅らせたり、かなりの数が事業を畳むだろうという見方もある。3大メモリメーカーであるマイクロンは、消費者向け事業から完全に撤退した。

出所:Paul Kedrosky
出所:Paul Kedrosky

米国労働統計局のデータによれば、1年前に6.23ドルで過去最高値を記録した卵の価格(12個入り基準)は、先月には2022年の価格水準に戻り、ピーク時から約60%下落した。ブログの筆者が言及するコモディティ市場の基本原則は以下の通りだ。

「供給不足の万能薬は、高い価格そのものである」

もちろん、HBMの登場により「メモリ半導体の特性自体が汎用品からスペシャリティ(特注型)製品へと変化した」と見る視点も登場したが、もし私の私見(2セント)を述べるなら、1年後のメモリ半導体価格は今より低くなるという方向に賭けるだろう。

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